「知らなかった」ですまない薬機法

エーアイヘルスケアが運営しているブログです。薬機法(旧薬事法)や景品表示法に特化した担当者が関連情報をアップしています。

雑貨

2019年広告審査状況をJAROが公表

先日、JARO(日本広告審査機構)が2019年度に消費者から受け付けた苦情や問い合わせに基づく審査概況を発表しました。 2019年の総受付件数12,489件と過去最多を更新、 業種別では「デジタルコンテンツ等」「健康食品」 が大きく増加しています。 記事には「2…

薬機法課徴金制度スタートまで約1年、カウントダウンは始まっている

2019年12月に交付された薬機法改正に関し、 課徴金制度導入が2021年8月1日と決定しています。 (一部ブログ等で誤った日付を記載しているものが 見受けられます。くれぐれもご注意ください) 厚生労働省は「課徴金制度の導入について」 という資料をアップし…

消費者庁 新型コロナウイルス関連表示の注意喚起

3月10日消費者庁は、新型コロナウイルスに対する予防効果を標ぼうする 健康食品、マイナスイオン発生器、空間除菌商品等に対し、 緊急的に景品表示法(優良誤認表示)及び健康増進法(食品の虚偽・誇大表示)の観点から 改善要請及び注意喚起を行いました。 ■新…

下着をつけるだけで痩せるは根拠なし 消費者庁が措置命令

◆「着るだけで痩せる」は「根拠なし」と消費者庁が判断 2019年09月20日、消費者庁は、 株式会社トラストに対し、 「ヴィーナスカーブ」、「ヴィーナスウォーク」の 2種類の下着について、 「痩身効果、足が細くなる」などの標榜は 根拠がないとして、措置命…

レギンスで痩身、筋肉増強根拠なし 消費者庁が課徴金命令

◆消費者庁が4807万円課徴金納付命令 レギンスで痩身効果、筋肉増強の根拠なしと判断 2019年08月28日、消費者庁は、 消費者庁は、株式会社GLANdに対し、 「金剛筋シャツ」「金剛筋レギンス」の表示について、 痩身効果や筋肉増強効果の根拠がないとして、 480…

マッサージ機器はどこまで効果の標榜が可能?

◆マッサージ効果を標榜すると医療機器に該当する いわゆるマッサージ機器は、 目的や標榜によって、以下の通り異なります。 ・マッサージ効果を標榜する機器→医療機器 ・単にモーターで動くおもちゃ(グッズ)→雑貨 ・指圧代用器や足踏み健康器具など単なる…

光触媒マスクは花粉を分解する根拠なし 消費者庁が措置命令

◆花粉などを分解すると標榜した光触媒マスクについて 消費者庁が「根拠なし」と判断 2019年7月4日、消費者庁は、 DR.C医薬株式会社、アイリスオーヤマ株式会社、 大正製薬株式会社、玉川衛材株式会社の4社に対し、 「光触媒を使用したマスクが 花粉、ウ…

アロマオイルの広告表現はここに注意!

◆アロマオイルは薬機法ではどんな分類になる? 近年、自分好みの香りを楽しみたいという方を中心に 人気を集めているのがアロマオイル(エッセンシャルオイル)。 では、このアロマオイルは薬機法(旧薬事法)上 どんな分類になるでしょうか? ◆アロマオイル…

美容機器はどこまで効果の標榜が可能?

◆医療機器未承認の場合、美容機器は雑貨に該当する 最近、家電量販店などで、美顔器や除毛機器 などの美容機器を見る機会が増えましたね。 ではこれらの美容機器はどこまで効果の標榜が可能でしょうか? まず、市販の美容機器などは、医療機器の承認を取って…