「知らなかった」ですまない薬機法

エーアイヘルスケアが運営しているブログです。薬機法(旧薬事法)や景品表示法に特化した担当者が関連情報をアップしています。

薬機法

まつげ美容液で育毛効果を謳うのはNG!

◆まつげ美容液はどんな効果がある? 最近、つけまつげやマスカラなどのメイクで 傷んだまつげのダメージケアや保湿ができる 「まつげ用美容液」のニーズが伸びているようです。 でも「まつげ美容液はどんな効果がある」か 具体的なことはわからないけど、 「…

プエラリアなど4種類 指定成分等含有食品の表示義務化

◆食品衛生法改正により指定成分等含有食品の表示義務 2020年6月1日、食品衛生法の改正により 以下の4種類について指定成分等含有食品の表示が 義務化されました。 <指定成分等含有食品>※2020年6月1日時点 プエラリア・ミリフィカ コレウス・フォルスコリー…

薬機法違反で、広告依頼主のメーカー従業員も異例の逮捕

◆未承認医薬品の宣伝容疑で逮捕 2020年7月20日、大阪府警は、薬機法違反の疑いで、 広告代理店およびメーカーの従業員を逮捕しました 報道では「代理店が作った記事型の広告で広告主が摘発されるのは異例」と記されていますが、どんなことが異例なのでしょ…

2019年広告審査状況をJAROが公表

先日、JARO(日本広告審査機構)が2019年度に消費者から受け付けた苦情や問い合わせに基づく審査概況を発表しました。 2019年の総受付件数12,489件と過去最多を更新、 業種別では「デジタルコンテンツ等」「健康食品」 が大きく増加しています。 記事には「2…

薬機法課徴金制度スタートまで約1年、カウントダウンは始まっている

2019年12月に交付された薬機法改正に関し、 課徴金制度導入が2021年8月1日と決定しています。 (一部ブログ等で誤った日付を記載しているものが 見受けられます。くれぐれもご注意ください) 厚生労働省は「課徴金制度の導入について」 という資料をアップし…

YMAA認証マーク資格試験合格のご報告

本日、弊社薬事チェック担当の通称「中の人」が 薬機法や医療法の知識を問うYMAA認証マーク資格試験 (主催:一般社団法人薬機法医療法規格協会)に合格しましたので ご報告させていただきます。 (6月10日に、認定証の交付を受けました) 薬機法、医療広告…

新型コロナウイルス感染症の発生→高濃度エタノール製品の使用許可へ

高濃度アルコールを消毒薬として使用を認める例外措置 令和2年3月23日、厚生労働省は、 高濃度アルコールを消毒薬として使用を認める例外を認める 事務連絡を出しました。 ◆新型コロナウイルス感染症の発生に伴う高濃度エタノール製品の使用について(改…

消費者庁 新型コロナウイルス関連表示の注意喚起

3月10日消費者庁は、新型コロナウイルスに対する予防効果を標ぼうする 健康食品、マイナスイオン発生器、空間除菌商品等に対し、 緊急的に景品表示法(優良誤認表示)及び健康増進法(食品の虚偽・誇大表示)の観点から 改善要請及び注意喚起を行いました。 ■新…

マッサージ機器はどこまで効果の標榜が可能?

◆マッサージ効果を標榜すると医療機器に該当する いわゆるマッサージ機器は、 目的や標榜によって、以下の通り異なります。 ・マッサージ効果を標榜する機器→医療機器 ・単にモーターで動くおもちゃ(グッズ)→雑貨 ・指圧代用器や足踏み健康器具など単なる…

薬機法を学ぶためWeb講習会を活用しよう

◆薬機法を学ぶにはどうしたらよい? 薬機法(旧薬事法)を勉強したい。でもどうやって勉強すればいいの? と思っている方も少なくないと思います。 独学で勉強しているけど難しい。 自分で本を買ってみたけど、よく分からない。 薬機法に関する改正もあるら…

美容機器はどこまで効果の標榜が可能?

◆医療機器未承認の場合、美容機器は雑貨に該当する 最近、家電量販店などで、美顔器や除毛機器 などの美容機器を見る機会が増えましたね。 ではこれらの美容機器はどこまで効果の標榜が可能でしょうか? まず、市販の美容機器などは、医療機器の承認を取って…

健康食品は配合成分の食薬区分にも注意!

◆健康食品には使用できない原材料がある 私たちが口から摂取するもののうち、 「医薬品とみなす範囲」に該当する場合は 健康食品であっても医薬品とみなされます。 このとき注意したいのが 「専ら医薬品として使用される成分本質(原材料)」です。 医薬品に…